キトサンは薬の副作用からも体を守ってくれると聞いたのですが、本当ですか?薬の副作用をおさえるキトサンの効果

■副作用を軽減させるキトサン
キトサンは、免疫力を活性化させたり、コレステロールの上昇をおさえたり、がん細胞のはたらきや転移を抑制したり、余分な脂質や塩分を排出させたりと、さまざまな作用で病気を予防・改善してくれます。でもそれだけでなく、病気治療に使われる薬剤の副作用を軽くしてくれる効果もあるのです。

■抗がん剤の影響をおさえる
抗がん剤はがん細胞を攻撃する作用がありますが、これは正常な細胞にもダメージを与えて弱らせてしまうという、諸刃の剣のような性質を持った薬剤です。抗がん剤の副作用は、悪心や嘔吐、倦怠感、脱毛とさまざまですが、重篤なものとして白血球の減少があげられます。

ところが、マウスにがん細胞を移植し、抗がん剤のみを与えたグループと、抗がん剤とキトサンを与えたグループを比較した実験で、キトサンを与えたグループのほうが、抗がん剤のみのグループより、白血球の減少が大幅に食い止められたという結果が出ました。

キトサンを投与されなかったマウスは、白血球が正常な状態から3分の1にまで減少したのに、キトサンを摂取したマウスは、3分の2から4分の3までの減少で済んだのです。

■ステロイドの排出効果
ステロイド剤は、アレルギー反応などの免疫疾患にすぐれた効果のある薬剤です。塗布や服用したステロイド剤は、体内に浸透して効能を発揮したあと、血液によって運ばれ、汗や尿によって排出されますが、うまく排出されずに体内にとどまると、免疫力や糖・タンパク・脂質の代謝などに影響することがあります。

ですがキトサンを摂取すると、血液中にとどまるステロイド成分を吸着し排出させる作用があるので、ステロイド剤の副作用を軽減させることができるのです。

■副作用をおさえるメカニズム
体に副作用を起こさせる有害な物質は、だいたいのものがマイナス荷電となっていて、強力なプラス荷電のキトサンは、これらとガッチリ結合して、体外に排出させてしまいます。また、細菌や重金属などもマイナス荷電なので、キトサンは副作用をおさえながら病気のもとも排除してくれる、頼もしい成分なのですね。