キトサンの自然循環について教えてください!キトサンの自然循環について

■キトサンの循環のしくみ
キトサンのもとであるキチン質は、甲殻類の殻や昆虫の外骨格、菌類の細胞壁などに含まれていて、地球上に生息する生物の約80%に存在します。これは、1年間に1000億トンものキチン質が生み出されている計算となります。生物が死ぬと死骸が土に帰り、それに含まれるキチン質はゆっくり分解されて5~6年でキトサンに変化し、豊かな土壌を作ります。

そしてそれを植物や菌類が吸い上げ、それらを虫類が食べ、さらにその植物や虫類を動物(人類も含む)が食べて、キトサンを必須栄養素として摂取し、健康維持に役立ててきました。これをキトサンの自然循環と呼びます。

■壊されていくキトサンの自然循環
キチン質を自力で作れるのは、昆虫や甲殻類、菌類などの外骨格生物です。動物や魚類、植物などの内骨格生物は、外骨格生物が生み出すキトサンを摂取していくしかありません。でも人類は、快適な文明生活や効率のよい収穫のために、農薬や殺菌剤によって、どんどん虫類や菌類を殺して土壌を汚染していき、キトサンが激減したやせた大地にしていってしまいました。

人間の生きやすさのために、キトサンの自然循環が破壊されていっているのです。このような土で育った農産物には、以前のように豊富なキトサンが含まれていないばかりでなく、農産物全体の栄養価も、半世紀前から比べると5分の1にまで減ってしまっています。

■キトサンを意識的に補おう
キトサンの自然循環の恩恵は、現代社会ではなかなか受けられないようになってしまいました。もちろんほかの多くの要因もありますが、キトサンの自然循環が壊れ始めたころから現代病が増加してきたことは、まったく無関係とはいえないでしょう。

とても残念なことですが、だからといって以前の状態に戻すことはもう不可能ですよね。ですから、キトサン不足による免疫機能の低下を防ぐためにも、サプリメントなどで補う必要があるのです。キトサンを意識的に摂取して、さまざまな疾患を予防していきましょう。